加工事例

ツメ

ツメ
材質 PEEK
形状ホルダー
業界医療機器
サイズ15×8×5

本製品は、医療関連装置の薬剤製造工程に使用される、PEEK製のツメ部品です。

製造工程内において対象物を挟む・つかむ役割を担っており、安定した保持性能と繰り返し使用に耐える耐久性が求められる用途で採用されています。

材質には、耐熱性・耐薬品性・機械強度に優れるPEEKを採用しています。薬剤や洗浄液が使用される環境下においても安定した性能を維持できるため、医療・分析・製薬分野の装置部品として広く使用されるスーパーエンプラです。 本製品の加工上のポイントは、接触面に施された微細テクスチャー加工です。

図面では凹凸高さ0.5mmが指示されており、ピッチ寸法と併せて形状を均一に再現することが求められました。このような微細形状は、わずかな加工条件の違いや工具状態によって高さや形状のばらつきが発生しやすく、意図した機能を安定して実現するためには高い加工再現性が必要となります。

そこで当社では、工具選定・切削条件・加工順序を最適化するとともに、加工工程における寸法管理を徹底しました。これにより、テクスチャー部の高さ0.5mmおよびピッチ形状を安定して再現し、要求された形状精度を確保しています。 微細テクスチャーの高さおよびピッチを高い再現性で加工することで、対象物を安定して保持するための機能形状を実現し、接触面に求められる保持性能と形状精度を両立しています。