コネクタボックス
| 材質 | ジュラコン |
| 形状 | コネクタ |
| 業界 | 電子機器 |
| サイズ | 50×60×30 |
本製品は、POM(ジュラコン)を用いたコネクタボックスで、電子機器分野において使用される精密部品です。コネクタとしての機能性と信頼性を確保するため、内部形状には高い寸法精度が求められました。
特に、コネクタ勘合に直結する内側の幅寸法については、公差レンジ0.1という厳しい条件が設定されています。当社では、工具選定および切削条件の最適化を行うことで、高精度を実現しました。また、端面部と内側壁面の直角度についても、公差レンジ0.05が求められていたため、三次元測定機による検査を実施し、全数において要求公差内であることを確認しています。
本事例でPOMを採用している理由として、吸水率が低く、湿度変化による寸法変動を最小限に抑えられる点が挙げられます。さらに、引張強さや弾性率が高く、繰り返しの着脱試験や動作検証においても変形・破損が起こりにくいこと、自己潤滑性に優れ摩擦係数が低いため、精密機械内部の摺動部においても安定した動作確認が可能である点も大きな特長です。
これらの特性により、本製品のように「高い勘合性」や「内側幅の厳密な公差管理」が求められる用途において、POMは高い信頼性を発揮します。材料特性と加工ノウハウを両立させることで、電子機器分野に求められる精密かつ安定した部品製作を実現しています。