精密ホルダー
| 材質 | PEEK |
| 形状 | ホルダー |
| 業界 | 電子機器装置 |
| サイズ | 30×10×6 |
本製品は、電子機器分野の装置内部に組み込まれる精密ホルダーです。装置内で対象部品を安定して支持・保持する役割を担っており、組付け時の位置精度や保持状態の安定性が求められる機能部品です。
材質には、優れた耐熱性・耐薬品性・機械強度を有するPEEK材を採用しています。耐熱性・耐薬品性・耐摩耗性に優れるPEEK材は、高い信頼性が求められる電子機器装置や各種産業機械の構成部品として幅広く採用されています。本製品では、特に右側の半割れR部の長さ、および一段下がった段差部の幅寸法に対して、それぞれ±0.03mmという厳しい公差要求が設定されています。これらの形状は、組み付け時の位置決めや接触状態に影響する重要管理寸法となるため、高い加工精度が求められます。
そこで当社では、PEEK材特有の加工時に発生する内部応力や熱影響による寸法変化を考慮したうえで、切削条件や工具進行方向、工具径を最適化し、加工後の形状変化の抑制を図っています。 そのうえで、厳しい公差が要求される段差幅については、形状上、測定子による直接測定が困難なため、画像測定機による非接触測定を用いています。寸法状態を正確に確認し、要求仕様への適合性を検証することで、安定した寸法精度を確保しています。 当社では、このほかにもPEEK材をはじめとした各種の精密樹脂加工の実績を積み重ねており、材料特性や要求精度に応じた加工対応を行っています。